インプラントは骨の中央を貫通させないと骨と癒着しません。通常歯が無くなると、頬側の骨が薄くなり、インプラントを骨の中央を貫通させると頬側に傾斜することが多い。
下前歯部だと歯が無くなると非常に薄い事が多く、顎の歯根部分に凹んで下に行くに従って厚みを持っている特徴が有る。
上顎の骨の形態
下顎の骨の形態
骨の状態によってインプラントの方向が決まるので隣接歯と方向が同じになる訳が無い、その為インプラントの方向と隣接歯の方向を一致させるためアバットに角度を付けて咬合を合わせる。
上顎のインプラントを埋入した場合のインプラントのの吐出方向
