下顎臼歯部のインプラントの重要点

お役立ち情報

下の顎のインプラントは歯の喪失した後時間とともに骨の吸収が生じ、インプラントの植える骨が無くなる場合が多い。その際下顎の内部下方には下歯槽神経の走行が有る。インプラントの径が4.5mm 長さ11mmが使用頻度多いので、理想的には骨の厚さ10mm 深さ15mm程度が行いやすい。インプラントを骨の中に植えた時にその側面に骨が残っていないと、経年的に骨吸収が発生するので、インプラントの安定が悪くなる。深さはインプラントを植えた後3mm以上神経から離れているのが理想で接近する事が有りうる。その為神経に接近や接触で神経麻痺もありうる。知覚神経なので運動麻痺ではない為、唇に痺れ感が残る事が有るのでかなりのテクニックが必要な場合が有る。全てが経験的な感覚で手術は行われている。歯が無い不便さと唇の違和感の重要度を天秤にかけて患者自身が判断する必要が有る。