ミダゾラムの効果について解説

drug

商品目 ドルミカム(成分ミダゾラム)

5mg以内の通常使用

注射するとスーと落ちる様な効果を発揮する

資料健忘効果はジアゼパムより強い感じがする

保険で口腔外科治療適応

下記ドルミカムからの引用

【ミダゾラムの効果について】

ミダゾラムは、催眠鎮静薬と呼ばれる薬剤の一種で、脳の過度な興奮を抑えることで、手術や処置、人工呼吸の際に心身を落ち着かせる効果があります。以下の目的で医療機関において使用されます。

  • 麻酔前の投薬
  • 全身麻酔の導入および維持
  • 集中治療時の人工呼吸中の鎮静
  • 歯科や口腔外科での手術や処置時の鎮静

【この薬を使用する前に確認すべきこと】

次の条件に該当する方は、この薬を使用できません。

  • 過去にドルミカム注射液に含まれる成分に対して過敏症を起こしたことがある方
  • 急性閉塞隅角緑内障を患っている方
  • 重症筋無力症を患っている方
  • HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビルを含む)、エファビレンツ、コビシスタットを含む薬剤やオムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル配合剤を使用している方
  • ショック状態、昏睡状態、または急性アルコール中毒の方

次に該当する方は慎重に使用する必要があります。使用前に必ず歯科医師に相談してください。

  • 重篤な疾患を持つ方や呼吸機能が低下している方
  • 高齢者
  • 肝臓や腎臓に障害がある方
  • 衰弱している方
  • 脳に器質的な障害がある方
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
  • 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児
  • 重度の心不全など心臓に障害がある方
  • 重度の脱水症状がある方
  • 過去にアルコールや薬物の乱用歴がある方
  • 睡眠時無呼吸症候群を患っている方
  • 歯科や口腔外科でこの薬を使用する際、呼吸器閉塞のある方、著しい肥満の方、小顎症の方、扁桃肥大のある方、睡眠時無呼吸症候群の方

この薬には併用を避けるべき薬剤や、併用に注意が必要な薬剤があります。他の薬を使用している場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

【この薬の使い方】

ミダゾラムは注射薬です。使用量や使用回数、使用方法は、あなたの症状に応じて医師が決定し、医療機関で注射されます。

【この薬の使用中に気をつけるべきこと】

  • 歯科や口腔外科でこの薬を使用する場合、手術や処置後に医師が薬の効果が消えたと判断した場合でも、効果が残っていると感じる場合は、自動車の運転など危険を伴う作業を避けてください。
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方は、必ず医師に相談してください。
  • 授乳中の方は、授乳を避けてください。
  • 他の医師を受診する際や、薬局で他の薬を購入する際は、この薬を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください。

【副作用について】

この薬の使用により、以下の重大な副作用が発生する可能性があります。これらの症状が現れた場合は、速やかに医師または薬剤師に相談してください。

  • 依存症: 薬を強く欲する、手足の震え、発汗、幻覚、不眠
  • 無呼吸: 呼吸が止まる
  • 呼吸抑制: 呼吸回数が減少、呼吸が浅くなる
  • 舌根沈下: 舌が喉の奥に落ち込み、呼吸困難
  • アナフィラキシーショック: 全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、冷汗、めまい、顔面蒼白、手足の冷感
  • 心停止: 意識を失う
  • 心室頻拍: めまい、動悸、胸の不快感、意識を失う
  • 心室性頻脈: 動悸、胸の不快感、めまい、意識を失う
  • 悪性症候群: 高熱、発汗、ぼんやりする、手足の震え、身体の硬直、言葉が出にくい、よだれ、飲み込みにくい、脈拍や呼吸数の増加、血圧の上昇

これらの副作用は、発現する部位によって次のように分類されます。これらの症状に気づいたら、速やかに医師または薬剤師に相談してください。

部位と自覚症状:

  • 全身: 発汗、ふらつき、冷汗、高熱、身体の硬直
  • 頭部: 強い薬物欲求、幻覚、不眠、めまい、意識喪失、ぼんやりする
  • 顔面: 顔面蒼白
  • 口や喉: 舌が喉の奥に落ち込み、喉のかゆみ、話しづらさ、よだれ、飲み込みにくさ
  • 胸部: 無呼吸、呼吸数の減少、浅い呼吸、呼吸困難、動悸、胸部の不快感、呼吸数の増加
  • 手足: 手足の震え、冷感、脈拍の増加
  • 皮膚: 全身のかゆみ、じんま疹
  • その他: 血圧の上昇

注射後血管から脳に作用を発揮して意識レベルが低下する。