歯の色が黄色い・汚れている

投稿者: | 2010年5月11日

 いつまでも生まれたときのような白い歯でいたいものですが、やはりそうはいかず、歯の色はだんだんと黄ばんでいきます。
 歯の色が黄ばんでくる原因の1つは加齢。歯の一番表面をおおうエナメル質は年齢とともに次第に薄くなります。その下の象牙質層は黄色なので、色が濃く見えてしまうためです。
 もう1つは、コーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶、コーラ、赤ワインなどの飲み物のほか、ラズベリー、ブルーベリー、ブドウ、カレーなど色の濃い食べ物の着色成分が歯につき、だんだんとエナメル質に染み込んでしまうことからです。このほかタバコのヤニも黄ばみのもとになるのはご承知のとおりです。
 歯の治療で神経を抜いてしまったために歯の色が悪くなるのは、象牙質まで栄養がゆき届かなくなるというからだの内側から起こるものです。テトラサイクリン系の抗生物質の影響でも歯が黄ばむことがあります。
 着色汚れがエナメル質に染み込む前なら、それは歯についた汚れですから、日ごろの歯磨きで予防できます。ステイン(着色汚れ)除去効果のある歯磨き粉が市販されているので、使ってみるのもよいでしょう。歯科では清掃器具を使って磨くことができます(スケーリング)。定期健診のときにはスケーリングも行うのが一般的です。
 エナメル質の中まで染み込んだ汚れは、ホワイトニングという審美歯科の領域になり、さまざまな最新治療があります。