歯髄を生かすか、取ってしまうかで、歯科医は悩みます

投稿者: | 2010年5月11日

 むし歯が象牙質まで達すると、象牙質はさらにやわらかく変性してしまいます。そうした状態が歯髄の近くまで迫っているときには、歯髄を取るか残すか、歯科医は悩むところです。
 歯髄は神経が通っているだけでなく、歯に栄養をおくる大切な組織。歯髄を抜いてしまえば痛みを感じなくなるだけだと考える方が多いようですが、歯に栄養がいかなくなるので歯はだんだんもろくなり、色が黒ずんだり、ちょっとしたダメージでかけたり折れたりすることになります。歯髄を取るということは歯が死んでしまうということに等しいのです。