インプラント表面処理についての各社の特徴

投稿者: | 2010年5月31日

20数年ぐらいの間に骨膜下の様なものやリンコーブレイドの様な板状のものなど様々なインプラントが生まれて消えていきましたが、現在ではシリンダー状とスクリュウ状のもののみとなったのが骨内インプラントの状況です。いずれも同様の形態ですが、各社のノウハウはコウティング技術や表面処理技術に現れます。全てチタン素材のもので、表面処理はメタルの表面積を大きくするために凹凸を付けてあり、物理的な結合力は骨が強く絡み付くため増加しています。

ノーベルバイオケアとストローマンの表面処理に関して各社から引用

ノーベルバイオケアイユナイト
特許取得の酸化チタン表面:タイユナイトを有する製品を2000年に発売しました。チタン製インプラントの骨伝導性がタイユナイトにより向上し、骨形成が促進されるため埋入した後の初期固定性が向上すると報告されています。

ストローマンのSLA サーフェイス
ラフサーフェイス長年の臨床研究に基づいています。
1998年に、インプラント治療の代表的ラフサーフェイスの1つとなるSLA サーフェイスは発売されました。サンドブラスト加工をチタン表面上に施すことによってマクロラフネスを与え、その後、酸エッチングによってマイクロラフネスが付加されます。細胞接着に適した構造は、その異なる2つの大きさのラフネスによって形作られます。

長期予後が優れています。
SLA サーフェイスを持つStraumann ソフトティッシュレベルインプラントの治療成績が長期予後調査によって報告されています。SLAサーフェイスの優れた10年間の治療成績が2010年のITI World Symposiumで発表されました。内容は以下の通りです。
・患者の治療後の満足度が高かった。
・統計学的に有意となる骨吸収は治療後5年目から10年目までの間には生じなかった。
・高い補綴物の生存率。(96%)
・インプラント周囲炎の徴候は治療後10年目の評価の際には認められなかった。
・治療後5年目から10年目までの間に失ったインプラントは対象被験者23例の中にはなかった。

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