サイナスリフトとは

インプラント

上顎洞までの距離が5mm以下の場合シュナイダーを上にあげてインプラントの入る余地を作る方法

人工物で有るβリン酸カルシウムやアパタイトの合剤を骨とシュナイダー膜の間に入れてなじむのを待ちます。3か月程様子を見て上顎洞に異常の無い事確認してインプラントの埋入になります。上顎洞挙上からインプラントの定着まで8~12か月かかります。

今はソケットリフトの改善で対応可能となっています。この様な手術は実際殆の診療所では行っていないと思います。難易度は高いです。

サイナスリフト10年以上経過した骨の状態 シュナイダー膜を上げて空間部分に入れたので10mm以上は挙げている 。

板状の移植骨は歯根を囲む程度になっている。

インプラントのネック部分は大きく骨吸収は起きていない。